最近、色々な場所で 「音色音痴
(ねいろおんち)」という言葉を耳にするようになりました。
”音痴” とは、正しい音の認識や発音が出来ないことや感覚が鈍くなった状態ですが、音の色を聴き分けることを上手く出来ないことを
「音色音痴」 といわれます。
「音色の聴き分け」は、2台の異なるヴァイオリンの響きの違いや、2台の異なるフルートの音色を聴き分けること・・・
同じ楽器で、異なる弾き手による音の違いや、日々の気候による音の聴き分けもあります。
問題は、この音色を ”細かく繊細に聴き分ける耳” が鈍ってしまう日常環境が多くあるということです。
音の文化や芸術を楽しむためにはとても重要なことなのです。
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