80年代に コンパクトディスク (CD)
が誕生し、生演奏をアナログで録音したレコードから、音源をデジタル処理した音が普及しました。
デジタル処理した音源は、音が鮮明でクリアーになり、ダビングや編集も簡単です。
CD、MD、DVD、MP3プレーヤー(i
podなど)等と、さまざまな便利な身の回りの家電として、私たちの生活を楽しくサポートしてくれます。
しかし、生演奏の "空間に響くアナログな音" は一般に聴く機会が減り、 ”音”
に対してのイメージが、デジタル処理された音源が基準になりつつあります。
多くの方がお気づきのように、デジタル音源とアナログ音源では音色が、まったく異なるにも関わらずです。
人工的な音は、自然の音に比べどうしても”密度の薄い音”に感じられます。
自然で、深く、密度の濃い音・・・・
温かく、筋肉の緊張がほぐれ、癒される自然な音色が、もう少し私たちの生活空間に増えればと願います。
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