ピアノの防音には3パターンの方法があります。
1つは消音ユニット[140,000〜500,000円]の機械をピアノに取り付け、ピアノの生音をならないようにして、電子ピアノのようにヘッドホーンで音を聞く方法です。
前項のサイレントピアノで上げたとおりメリット・デメリットがはっきりとしています。
2つ目は、費用の掛かる、サイレントルーム(防音室)の設置です。 一般にコストが80万円〜200万円掛かります。
しかし、実際は"防音室内の音響(残響)"など好みの分かれるところです。
音響を考慮した場合、理想は後付のタイプではなく「部屋のリフォーム」かも知れません。
壁を厚くし、2重窓、防音扉の状態です。床も、防音効果のあるゴムのシート等の上にフローリングや絨毯のパターンがあります。
最後の方法は、意外と手軽でお奨めです。
「サイレントパネル」と「防音用のインシュレーター(ピアノの下に敷くお皿)」を使用した方法です。
サイレントパネルはピアノのサウンドボード(響板-太鼓の皮のように音の鳴る部分)に"吸音性の高い板"をはめ込み音量をコントロールします。
壁一枚隔てると以外に音が抜けないので、通常の場合ならばこれが最も効率の良い防音対策と思います。
ピアノの騒音問題は、「ご近所に対して」と「家庭内」の問題に分かれるようですが、結局は、思いやりと気配りで柔軟な解決方法が最も効果的のようです。
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