もう一つの問題が、絶対音量に関しての感覚です。
最近の私たちの身近なスピーカーは性能がよく、ステレオもテレビもシアターも大音量でも聴きやすい音質です。
それ以外にも、日常空間に大音量を聞く環境は”交通量の多い大通り”、”スーパーや家電店”など多々あります。
おそらくクラシックの作曲家の時代に比べれば、平和な時間の音量は少し大きくなったのでは・・・ と、想像できます。
大切なことは”絶対音量に関しての感覚が変われば ”ff
(フォルテッシモ)” の意味までも変わってしまうことです。
ある先生に
”ff (フォルテッシモ)” は ”pp (ピアニッシモ)” によって決まると教わったことがあります。
もしかすると
”pp (ピアニッシモ)” が ”mp (メゾピアノ)”
位に・・・
”ff (フォルテッシモ)” が ”fff (フォルテシッシモ)” 位になってはいないでしょうか?
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