Piano Neiro Koubou
ピアノ音色工房
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ピアノ調律/修理/オーバーホール


ピアノのお悩みQ&A

ピアニストと調律師の共通の悩み





■ この雑音は何とかならないの?


新品ピアノもオールドピアノも共通し、ピアニストも調律師も悩ませる「雑音」の原因は、「ピアノ本体」からの雑音と、「ピアノ周辺」からの雑音に分類できます。

ピアノ周辺の雑音には、ピアノの上に置いている物から、周辺の額や照明器具、空調機、壁、天井などあらゆるものが対象となります。ピアノ本体の響く場所に物が触れている場合もあります。


しかし、本当に悩まされるのはピアノ本体(内部)からの「雑音」です・・・・。


比較的よくあるケースは、蝶番など金属部と木材の接合部が温度・湿度で緩み、音に反応して響鳴している場合ですが、ピアニストが悩まされる雑音はさらに繊細で細やかな状況が多々あります。


ペダルのキシミや、ダンパーの雑音、鍵盤の木部ササクレや鉛の緩みによる雑音、スキンやクロスの硬化、摩擦による雑音・・・、ピアノ本体の木材や塗装の割れ、はがれ、劣化が原因の雑音・・・・・・・。


年中同じ雑音が生じることは少なく、大半は季節や天気に影響を受けます。


「雑音」を頼りに「雑音」の原因を探り当てることが必要ですが、調律師がピアノの前に現れると、雑音が急に鳴らなくなることもあります。(イタズラの子供の様です) 

雑音の解決には、ピアニストと調律師の共同作業が重要です。




■ 倍音響鳴は雑音?


倍音響鳴を発する「デュープレックス・スケール」は、スタインウェイによって1872年に発明され、近年では大半の普及タイプのピアノにも「アリコート方式」として採用されています。


この方式は、「1本の弦を打弦したとき、その弦の自由に振動している範囲の“前後の部分”にも共鳴を追加する」ことによって倍音の豊かさを導き出します。


スタインウェイなどの手作りピアノでは大変美しい多彩な音色を生み出す「デュープレックス・スケール(アリコート)」ですが、普及タイプのピアノでは、いわゆる「ウルフ(濁った倍音)」になってしまうことがあります。


聴覚のすぐれた演奏家の方や練習生の方にこの「ウルフ音」は、調律の狂いや雑音として聴こえてしまうのですが、これは豊かな響きを生み出そうとする機構が、裏目に出てしまっている状況です。


解決策は、「調律を“高い精度”で安定されること」が最も確実な方法です。




断線は避けられないの?



演奏中にピアノの弦が切れたこと、ピアノの弦が勝手に切れていたこと、ピアノ調律中に弦が切れたことは、長年ピアノに携わって来られた方にはご経験がある状況と思われます。


ピアノの弦が切れる原因は、「金属疲労」と「弦のキズ」などが主な原因です。

もちろん、弦が切れやすい 演奏の仕方や、調律の仕方、弦の張り方、ピアノの性格 など様々な要素が重なって断線に至るケースが大半で、原因を1つに特定することはできません。


断線は弦楽器には宿命ともいえる症状ですので、早目に新しい弦を張って、馴染ませてあげるしか方法はないようです。



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