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ピアノ調律 (チューニング) |
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ピアノは木材、鉄、フェルトなど 自然の材料 で造られています。
その為、ピアノ周囲の温度、湿度が変化すると、ピアノ本体(木部、フェルトなど)は湿気の影響を受けやすく状態が変化します。
響板(サウンドボード)は膨張と収縮を繰り返し、弦に伝わる圧力が変わることで音律は狂います。
また、フェルト類が湿気ると調整も発音も狂ってしまうのです。
オクターブや和音のハーモニー、1音1音の音色の乱れを整える為に、専門家のピアノ調律技術が必要になります。
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ピアノ調整とアクション(メカニック)
ピアノは約5,500〜12,000個のパーツを組み上げられた楽器です。
ピアニストは音楽を表現するため鍵盤やペダルをコントロールし多彩な音色を奏でます。
もしも、調整が狂いてる場合は、思い通りに演奏ができません。
また、レッスン用ピアノの調整が崩れている場合、時間をかけて練習しても、調整不良の状態に感覚が慣れてしまい、粗い演奏の癖がついたり、うまく練習が出来ないことになります。
ご自宅のピアノが、音楽教室やホールのピアノと感覚が異なる場合や、ピアノのレッスン中に違和感や戸惑いを感じた場合には、専門技術のある調律師に点検や調律を依頼して下さい。
ピアノに必要なメンテナンス (基本調整)
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【 調律 】
基準ピッチ(A=440Hz〜442Hz)で定められた音律に合わせ「音の響き」を整えます。
【 整調 】
ピアノの弾き心地(タッチ)を整え、打鍵がスムーズに行えるようメカニックを調整します。
【 整音 】
ハンマーに弾力と張りを与えることにより、音楽を表現できる音に調整します。
【 清掃 】
ピアノ内部を清掃し、鍵盤などの間接部を磨くことで、部品の磨耗・劣化を防ぎます。
【 仕上げ 】 ぺダルの状態を調整し、ピアノ全体のバランスを整えます。
【 修理 】
消耗部品の交換や、湿気や害虫によるトラブル、断線など、破損・消耗した部品を直します。 |
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スタインウェイの音色を動画でお楽しみください。
≪YouTubeの動画≫
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